2010年10月30日土曜日

TX新出入り口ができるまで

工事は深夜が中心です
 つくばエクスプレスが開業した2005年8月24日、小生も新鉄道への興味から、「秋葉原ー北千住間」を往復しました。開業当日のTX「秋葉原」駅地下を埋める人々に驚きました。自動券売機前は大行列で、いつになったら切符を購入できるやら。周囲を観察すれば、駅員が「コレでも乗れますよ」と叫んでいました。何人ものヒトがお金を出しています。その店員から1000円の磁気カードを購入。早速、それで自動改札機を通過。ホームに降りれば、二度びっくり。ヒトで埋め尽くされたホームでは、「次の電車がすぐ到着します。そちらをご利用ください!」と叫ぶ駅員。ヒトは新しいモノに目を惹かれるんですね。


 ラッシュ状態のTXは「秋葉原」を出発して、次の駅は「新御徒町」、続いて「浅草」「南千住」「北千住」へと到着します。ヒトは歩くことや乗り換えることを嫌うのだと納得したのは、ソレゾレの駅が従来のアキバにある鉄道路線を利用したほうが便利だと判じたことによります。例えばTX「浅草」駅の場合、国際通り沿いの地上が出口なので、従来の「浅草」をイメージしてたらがっかりするかも。東京メトロ銀座線の「神田」駅か「末広町」駅を利用しなさい。「北千住」は尚更です。東京メトロ日比谷線のほうが利用しやすく、TXよりも運賃がずっと安価です。


当分の間、景観に目を瞑りましょう
 余計なお世話だと考えるヒトがいらっしゃることを承知しています。茨城県「つくば」駅に近い場所が生活の場ならば、鉄路でアキバに直結したことを歓迎されたことでしょう。実際、事前予測よりも乗客数は増え、路線沿いの開発まで含めた経済効果は計り知れないそうですから。通勤時のTXのラッシュ状況も相当なようですね。「アキバで地上に出るまで一苦労しますよ」と、PC専門店で働く店員が話していました。そんな状況に対応するための工事が、ヨドバシアキバ前に立てられたボーリング工機です。警備員の方は、「コレを立てるのは大変だったんですよ」と話されていました。深夜が中心の工事ですから、工期が延びる可能性もあるのでは。



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