2011年9月26日月曜日

大食漢アキバフリークがガハハ笑いかも


ヤワな胃袋のヒトには危険です
 通常、成人の摂取カロリー量は、1800kcalから2200kcal程度が最適といわれています。程度と書いたのは、男女の差、年齢、職業による差異が生じるからです。涼しい日のアキバ巡礼は楽しいけれど、クソ暑い日やバカ寒い日では、体調が変化します。加齢が進めば、体内代謝が悪くなりますから、基礎代謝量は減少します。そうです、小生みたいな“オヤジ”世代は摂取カロリー量が少なくとも頑張れちゃうのです。ちなみに、男性の臓器は女性よりも大きくできていて、基礎代謝量が少々高目になってることをご存知でしたか?
 
 小生は、アキバにまだ青果市場(やっちゃば)があった時代を知る一人です。早朝から肉体労働を主とする方々は、ヤワな作業に終始するアキバ店員と比較にならぬほどの大食漢でした。彼らの平均的な食欲を知りたいヒトは、「九州じゃんがららあめん」の左隣りにある「ごはん処あだち」で食事してみては? 元青果市場地下にあったこのお店、小生は、ずっとご案内してきませんでした。どうしてでしょうか? そりゃそうですよ、“やっちゃば”時代に食事して、ボリュームに懲りたのですから。フツーのヒトならば、まず、食べ残すこと必至です。
 
すべてチャレンジメニュー?
 大喰いが趣味ならば、どうぞ、入店して、「ご飯大盛りで」と快活に注文してみてください。ご主人がニヤリと笑います。食べ残し必然のココをご案内するのは、小生のココロが許しませんでした。でも、一生に一度くらい、食べ物の悪夢を見る体験を希望するヒトもいるだろうと、このブログにしたためました。数10年も前の記憶ですが、先輩に連れていかれたココの定食で、揚げ物に潰される悪夢を小生は見ました。軽く1000kcalを超える量です。デスクワークが仕事のヒトならば、男性は2000kcal、女性は1700kcalが目安です。アキバ店員の立ち仕事も、せいぜい、この1割増しですよ。
 
 青果市場で野菜や果物の重い段ボール箱の上げ下ろしを何度もする重労働ならば、男性なら3500kcal、女性なら2850kcal程度のカロリー摂取が必要です。絶対そうなのかと質問されたら、年齢、気温、曜日などの要因がありますから、「まあ、目安です」と答えます。テレビは視聴率狙いの見世物ですから、大食いタレントを出演させますが、アレは不健康を助長させる最低番組だと暴論を吐きます。「ごはん処あだち」は、自分の胃袋の容量や食欲の加減と相談して訪ねる場所です。悪夢を怖れず“完食”できたヒトを“尊敬”します。


デフレ不況に喘ぐ小生を救う【島川言成のメッケたぞ!】でお買い物してね!

2011年9月24日土曜日

アキバ近くにおばさんたちの専門店街?


小生もお世話になっている肉のハナマサ
 以前も当ブログでご案内したことがありますが、アキバの端っこ、「肉のハナマサ」から蔵前橋通りを渡った御徒町方向高架下をJR東日本都市開発が、ものづくりの街「2k540 AKI-OKA ARTISAN」計画を進めていました。他人様が何を作ろうと自由ですが、ココをロボットやIT関連のものづくり街にして欲しいと考えていました。たぶん、アキバからも御徒町からも中途半端な距離にあると考えたからでしょうか、小生の願いは叶わず、昨年12月から今日までの動きを見ると、職人や作家が中心の、いわゆるブティック街と化しています。
 
アキバ側のアルチザン入り口です
 ものづくりは多様な世界です。手作りのバッグや嗜好品作りも、コレはコレで大切です。さて、2011年9月29日、多分、メディアに相当露出するのではないかと考えています。その日、何の日? はい、ものづくりの街「2k540 AKI-OKA ARTISAN」グランドオープン日なのです。中途半端な場所と書きましたが、アキバから徒歩にすれば、10分もかかりません。クロスフィールドの電車沿いの道を行くだけです。「肉のハナマサ」斜め前の横断歩道を渡れば、到着します。本日、観察した限りでは、顧客層は“おばさん”になりそうな気がしました。
 
ロボット専門店「テクノロジア」
 どうして、そう考えたか? 店舗構成からの分析です。アキバを歩く若者が、漆ジュエリー、桐の家具、木工クラフト、革製品、陶芸品、帆布バッグなどに興味を抱かないでしょう(シブい趣味のヒトもいるかもね)。まっ、救いといえば、2k540には含まれませんが、「肉のハナマサ」手前に、ロボット専門店の「テクノロジア」があることです。ココの荒井店長とは数10年來の知己で、2k540について話しました。「結構、ご高齢の方から道を訊かれます。そうしたヒトたちが行くお店が多いようですね」だそうです。「うん、その通り。ロボットよりも電池が売れるかもね」と笑い合いました。
 
ロボットならおまかせのアキバの戦友
 JR東日本開発は、当初、御徒町に宝飾品問屋が多いことから、この“アルチザンの街”という発想になったようです。確かに、御徒町にはアクセサリーの部品を販売するショップもありますが、実は、主婦層が多く集まっているのは、「浅草橋」駅周辺なのです。ぶっちゃけた言い方をすれば、理由づけはともかく、高架下開発でテナントが入り、家賃収入が増えれば、ソレで御の字なのです。まっ、メディアには、レポーターという方々が登場して、「すご~い!」「きゃあ、素敵っ!」「買うぅぅ」「おいしぃ~!」などを連発することでしょう。



デフレ不況に喘ぐ小生を救う【島川言成のメッケたぞ!】でお買い物してね!

2011年9月23日金曜日

大切なのはアキバ好奇心


果たしてグレーなるや?
 台風15号がアキバに大狼藉を与えた前日、取材のために外神田一帯をぐるぐるぐる。取材の結果は後々、Web原稿で発表しますが、小生はアキバを歩きながら、いつものようにショップ自体や周辺に貼られているモノを観察してしまいます。ソレは実に多彩な情報を提供してくれます。新製品の入荷を報せてくれたり、ユニークなサービス情報であったり、注意書きであったり、というように。つい立ち止まらせるパワーがあります。
 
 実は、Webでアップされたり、メディアで公開されるよりも、コチラのほうが情報が早いことが結構あるのです。変わったエポックを見つけることもできます。見方に磨きがかかってくると、アルバイト募集告知から、新店オープンを察知できたり、ショップ移転などを知ることができるようになります。こうした点に早くから気付いたのは、「アキバBlog」だと思います。高感度のアンテナに感心させられます。
 
石臼挽きとなりました
 上場企業が運営する家電量販店の場合、株主の手前からか、上品な告知ばかりで、コレは面白味に欠けることと同義なのです。対極的な立場にあるオレ流ショップは、人目に触れなければ徒労になるばかりです。集客を目的とした結果、「おおっ」っと感じさせる内容に近寄ろうとします。また、アキバの裏通りなどを歩けば、グレーゾーングッズやサービスを知らせる情報に触れることもできるでしょう。

 
 アキバには中小零細企業が入居している雑居ビルが数多くありますが、そうしたビルの階段の壁面も、レアな情報の宝庫です。小生も現役時代に手書きのPOPを何枚も書きましたが、ポスターによっては思ってもいなかったモノを見い出せることができるでしょう。たかが階段、されど階段ですね。今回の画像にある「富士そば」の情報なんて、多分、大半のヒトは気付かないのではないでしょうか? 好奇心って大切ですね。
デフレ不況に喘ぐ小生を救う【島川言成のメッケたぞ!】でお買い物してね!

2011年9月21日水曜日

アキバと幕張をつなく裏エポック

美作湯郷に行きたいほどにハマりました
 なでしこジャパンの宮間あやちゃんにハマってしまったのが、ブログ遅延の原因です。ご心配・ご期待してくださっていた方々、バカみたいですが、本当の話です。女子サッカーW杯優勝の瞬間から、世界中の動画サイトで宮間あやちゃんを探索し続けました。彼女のエピソードを知るにつけ、感涙に浸っていました。アホと呼ばれても、事実は事実なのです。ソレほどのフリークになっていたのです。やっとドラクエのエンディングから抜け出たように、冷静さが戻ってきました。はい、このブログの更新が再開します。五輪予選も済んだし(笑)。

早朝(前夜?)からご苦労さまです。
 アキバで働く旧知店員が、「時間が取れたので東京ゲームショウに行くことにしました」とメールをくれました。彼とは初代ファミコン時代からの知り合いなので、周囲にヒトがいなければ、タメで言葉を交わしています。「島川さんは仕事ですよね」「うん、でも、何日目に来るの?」「一般公開日の初日です」「それじゃ会場内に入ったら、一応、ケータイしてみて。時間が取れるようなら、ちょっとくらいなら案内できると思うから」。アキバに顔を出してから、東京駅乗り換えで、幕張メッセがあるJR京葉線「海浜幕張」に来るそうだ。到着するのは正午近くとのことです。

世界に通用するキャラパフォーマンス
 一般公開日の初日は、午前5時過ぎからTGS会場内に。大行列レポートが目的で、この仕込みは前夜から開始。「海浜幕張」駅周辺の24時間営業店を観察していました。いるわいるわ、TGS目的らしき若者グループ。TGSの行列ルールは、日経トレンディネットコラム(島川言成の「報本反始」TGS2011間隙記【TGS 02011】)に書いた通りでして、前夜からの行列を排除しています。でも、会場外にまで、そのルールは通用しません。ただねぇ、深夜までモンハンに興じているのは構わないけどさ、いつ就寝するの? そんな若者たちを一通り眺めてから、宿泊しているホテルに戻り、ベッドに横になれたのは午前2時。小生の睡眠時間の短さにも同情して!

 仕事の時間になればガバっと目覚めます。プロ根性は、まだまだ衰えず、着替えして、スタッフプレートを首から下げ、機材一式を片手に会場内に。毎度のことながら、行列先頭グループは陰陽両極端。今年の行列トップのヒトは、非常に協力的で嬉しく感じました。他にも何人か取材したが、路上就寝に没入しているヒト、何か悪いことでもしたように沈黙を守るヒト、最初から協力する意志を示すヒトなどが数多くいます。悪いことをしているワケじゃないのだから、撮影に協力してよと懇願したくなります。来年は絵になるようなパフォーマンスを見せて欲しいですね。


かつで教え子たちの定席でした
 行列レポートファミリーコーナーレポート日本ゲーム大賞アマチュア部門レポートなどの取材・撮影・執筆をしていたら、ケータイに電話。「いま、どこにいるの?」「それがですねぇ、急のクレーム対応のために、そちらに行けそうにありません。どうですか、今年は?」「朝の行列からして、今年は過去最高の入りだと思うよ」「残念だなぁ、行きたかったのに」「まっ、仕事じゃ仕方ないよ。例によって、通路のあちこちに、行列で体力を消耗させた若者たちが転がってるよ」「コチラも3連休セールで、客の出足が早いですね。そっち帰りのヒトも来るでしょうね。コンパニオン紹介に期待してます」「まっ、お互い、がんばろう」。TGS仕事の裏で、アキバと関連した、こんなエポックもありました。
デフレ不況に喘ぐ小生を救う【島川言成のメッケたぞ!】でお買い物してね!