2011年9月24日土曜日

アキバ近くにおばさんたちの専門店街?


小生もお世話になっている肉のハナマサ
 以前も当ブログでご案内したことがありますが、アキバの端っこ、「肉のハナマサ」から蔵前橋通りを渡った御徒町方向高架下をJR東日本都市開発が、ものづくりの街「2k540 AKI-OKA ARTISAN」計画を進めていました。他人様が何を作ろうと自由ですが、ココをロボットやIT関連のものづくり街にして欲しいと考えていました。たぶん、アキバからも御徒町からも中途半端な距離にあると考えたからでしょうか、小生の願いは叶わず、昨年12月から今日までの動きを見ると、職人や作家が中心の、いわゆるブティック街と化しています。
 
アキバ側のアルチザン入り口です
 ものづくりは多様な世界です。手作りのバッグや嗜好品作りも、コレはコレで大切です。さて、2011年9月29日、多分、メディアに相当露出するのではないかと考えています。その日、何の日? はい、ものづくりの街「2k540 AKI-OKA ARTISAN」グランドオープン日なのです。中途半端な場所と書きましたが、アキバから徒歩にすれば、10分もかかりません。クロスフィールドの電車沿いの道を行くだけです。「肉のハナマサ」斜め前の横断歩道を渡れば、到着します。本日、観察した限りでは、顧客層は“おばさん”になりそうな気がしました。
 
ロボット専門店「テクノロジア」
 どうして、そう考えたか? 店舗構成からの分析です。アキバを歩く若者が、漆ジュエリー、桐の家具、木工クラフト、革製品、陶芸品、帆布バッグなどに興味を抱かないでしょう(シブい趣味のヒトもいるかもね)。まっ、救いといえば、2k540には含まれませんが、「肉のハナマサ」手前に、ロボット専門店の「テクノロジア」があることです。ココの荒井店長とは数10年來の知己で、2k540について話しました。「結構、ご高齢の方から道を訊かれます。そうしたヒトたちが行くお店が多いようですね」だそうです。「うん、その通り。ロボットよりも電池が売れるかもね」と笑い合いました。
 
ロボットならおまかせのアキバの戦友
 JR東日本開発は、当初、御徒町に宝飾品問屋が多いことから、この“アルチザンの街”という発想になったようです。確かに、御徒町にはアクセサリーの部品を販売するショップもありますが、実は、主婦層が多く集まっているのは、「浅草橋」駅周辺なのです。ぶっちゃけた言い方をすれば、理由づけはともかく、高架下開発でテナントが入り、家賃収入が増えれば、ソレで御の字なのです。まっ、メディアには、レポーターという方々が登場して、「すご~い!」「きゃあ、素敵っ!」「買うぅぅ」「おいしぃ~!」などを連発することでしょう。



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