2010年10月17日日曜日

MSからヘッドハンティングされそうに

ドンキ横をUDXビルに向かって左の2階です。
 以前、一度、マスターに聞いた覚えがあるのですが、記憶がどこかに隠れてしまったのが「喫茶タニマ」の創業年です。どなたか教えてください。ちなみにマイクロソフトの日本法人よりも歴史が長いことは確かです。同社が設立されて間もなく、現役店員時代の小生とK部長がタニマで昼食を食べながら商談をしていました。「御社は直接取引は行わないんですか?」「はい、アメリカ本社の意向で流通を通すことに決まっています」。このときの流通会社は創業数年の日本ソフトバンク、そう、孫正義さんが社長をしている現ソフトバンクです。


 タニマで小生が食べるのは口がトマトケチャップ色に染まるナポリタンかオムライスです。どちらも、はっきりいってフツーの味です。ただ、コレを食べながら、ドンキ横とUDXビルを行き交うヒトを眺めるのが良いのです。「コレだけのお店を経営するのは大変でしょうなあ」とK部長が質します。小生は、「一応、アキバでは最大の規模ですから、幸い、お客様に恵まれていますね」。K部長は言いました。「ところで、当社で働く気はありませんか?」「はあ?」「今後、大きくなることは確実ですから、アナタのような方に、是非、入社して欲しいのです」。ヘッドハンティングされていたらなあ。


 K部長はタニマのオムライスを食べながら、「こういう味はいいなあ、本当の喫茶店の味ですね」「そうです、そうです、こういうケレン味のないのが真っ当です」「うん、そうそう、大事だなあ、こういう味」。マイクロソフトへの入社の一件は、履歴書を郵送するレベルまで進みました。同時期、小生に書籍出版の依頼が舞い込みました。電波新聞社の月刊誌『OAビジネスパソコン』で連載していた「秋葉原リポート」をまとめたモノに加筆して出版しようというのです。…履歴書は郵送せず、小生は昼食休憩にタニマで校正をする日々となりました。

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