2010年10月24日日曜日

新しい潮流を作ることができるだろうか?

入り口では何やか分かりませんね
 8月1日にオープンした「Atelier Gem Genie」(アトリエ ジェム・ジニー)の入り口です。こういうショップがアキバの路地裏で成り立つのかどうか興味を持って見ています。「日本ホビーショー2010」で目撃しましたが、女性を中心に“デコ”への関心が高いことが分かりました。ただ趣味としてのデコと、ビジネスとしてのデコは異なります。商売の成立には「利益=売上ー費用」を無視できません。デコ用装飾グッズの販売は、浅草橋一帯が市場をリードしています。「Atelier Gem Genie」では、同店と契約した“デザイナー”にハンドメイドを依頼するわけですが、メディアに露出するカリスマデザイナーを登場させる必要があると感じます。
 
 発注者がソレを理解した上でオーダーを出すのですが、果たして、イメージ通りに仕上がるのでしょうか? 同店では「十分注意ははらっておりますが、ご注文される場合は、手作りという事をご理解の上 オーダーされますようお願い申し上げます。」と前置きしています。ちなみに、「基本的にお客様のご都合による返品、返金は一切お受けできません。」とのことです。「申し込まれたデザインと商品が異なっている、またお預かりした素材が破損している場合には、誠実に対応させていただきます。」だそうです。このあたりが、オーダーメイドの難しさですね。


世界で1つのiPhone 4にしますか?
 オリジナリティを求めるにはリスクも覚悟すべきなのです。お店のほうでも上記以外のリスクヘッジを考えています。「その他問題が生じた場合、双方の話し合いにより円滑に解決するものとします。」もそうですが、「作成しました商品はすべて写真撮影で管理しております。」とか「ハンドメイドの為、パーツやスワロフスキーが取れる場合がございます。」もそうですし、「故意でないと判断した場合、7日以内でしたら無償で対応させて頂きます。」とも。さらに、「その際はお手数ですが、紛失や破損を避けるためにご来店くださいますようお願い申し上げます。」だそうです。

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