2012年2月11日土曜日

無限大ワールドにも価格差が

アキカルにも出店しました
 アキバでレンタルショーケースを始めたのは誰か? コレを調べてみたことがあります。ウィキペディアには、「2001年頃から、秋葉原 (ボークス 2001年10月) 、中野ブロードウェイ (ヴァンヴェール 2001年6月) などで始まった。その後、2003年に秋葉原のアストップなどが続き、秋葉原を中心に広まった。」と記載されています。玩具、フィギュア、模型、トレカなどのホビー系は記述通りかも知れませんが、ある中小企業診断士の方は、「インショップビジネスは、云わば“箱貸し”で、有名小売店のコバンザメ商売として古くから存在していたね」と指摘しました。
 
ショーケースワールドは無限大!
 なるほど、「あの部分、当社にご提供いただけませんか?」という依頼を、小生も受けたことがあります。依頼元はソフト開発会社で、この場合は“棚借り”でした。アストップのレンタルショーケースを見ると、フィギュア、玩具・食玩、カプセルトイ、プライズ、トレカ、アイドルグッズなどの小物が中心だと分かります。不要になったコレクションアイテムや大量購入したダブり品あたりを売却目的で利用されていましたが、最近では最良の立地位置をオトナ借りして、プレミアム価格を設定して、売買収入で生活するプロフェッショナルもいます。進化が始まったのです。
 
 ショーケースの提供側からすれば、3段から5段程度からなるアクリルケースを設置して、契約期間の賃貸料と売上手数料収入が得られれば、コンテンツは何でも構いません。どこのショーケースも、違法性の高いモノの取扱いは禁止していて、人目に触れやすい位置にあるケースの賃貸料価格を最も高く設定しています。またケース内の装飾も、利用者に一存することが多いですね。“毎日がフリーマーケット”が売りのアストップの場合、通常ケースの価格は3150円から6300円まで4段階に、ハーフケースの価格は1575円から3465円です。売買実態を反映したリアル価格差です。
 
それぞれにセンスが光っています
「この手ではウチがアキバで最初だよ」と話してくださったのは、「山本無線E-BOX店」のスタッフでした。昔の電気製品に興味をお持ちのヒトでしたら、ラジオセンター2Fにあるココの見学を推奨します。8ミリ映写機、真空管、BCLラジオ、SP盤、クラシカルラジオ、フィルムカメラと、アキバを通り過ぎてきた古典グッズ類だらけです。通常のリサイクル店と異なるのは、ラジオの組み立てや修理で生きてきた街ですから、動作を確認している点です。「一応、動くものは動くようにして売っているからね」とのことです。懐古に浸ってください。

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