2012年2月2日木曜日

小暮ビルは“混沌”ビル


混沌が同居する小暮ビル(左)
 一日はどなたにも24時間と決まっていても、睡眠時間、生理的時間、労働時間はそれぞれ違います。アキバの店員も、各人が勤務する会社の規則が時間を拘束します。サービス残業という言葉がありますが、アレはサービス就業と言い改めるべきではないでしょうか? 小生が勤務していた職場では、昼食時に多忙であれば、15分で戻ってこいなんて平気で命令していましたし、昼食時間さえない信用金庫勤めのヒトも知っています。就業規則通りに働きたければ、公務員の事務職になれ、と話すヒトまでいました。労働が平等に配分されることは、今後もあり得ないと考えます。
 
 以前は「漫画喫茶」と記載するお店が多かったと思うのですが、日本人の知的能力に合致させた結果でしょうか、最近は、「マンガ喫茶」とか「まんが喫茶」という表記を目にします。小生が生まれて初めて入店したのは、神保町の三省堂書店近くのビルの2階でした。ずっと以前のことなので、店名を失念しています。店員に利用方法を質したことを覚えています。決められた席があり、フリードリンク制で、書架から取り出したマンガは、読み終えたら元に戻すルールになっていました。料金は30分200円くらいだったと思います。マンガは、出版社ごとに分けられていました。
 
パチンコ店での時間つぶしよりも
 アキバでは、以前は「アイ・カフェAKIBAPLACE店」を利用していました。座るのはオープン席で、ノートPCを持ち込んで原稿を書いていました。接客態度やアメニティ面で合格点の場所でしたが、オープン席で携帯ゲームができるようになり、立ち寄る回数が激減しました。液晶ディスプレイを睨んで、原稿を推敲中なのに、「そのアイテム、ゲット!」なんて言葉が飛び交いはじめたのです。まっ、サービス業は時代の要望に合わせて生き抜くわけで、小生の要望と距離ができてしまっても仕方がありません。忘れていました。「まんが喫茶」よりも「ネットカフェ」が一般的呼称になりましたね。
 
不可思議な構成です
 画像の「まんが喫茶 げらげら」秋葉原店は、そう、混沌とした小暮ビルの3Fにあります。地域最安値が売りですが、本当にそうなのかどうかは知りません。マンガの蔵書数も1万8000冊、雑誌は80誌あると公表していますが、コレについても確認していません。以前、時間つぶしがてら御徒町店を利用したことがあります。アメニティ面ではアイ・カフェのほうが優位だナという感想を持ちました。小暮ビルについてはボードゲームを作るときにイエローサブマリンで、いろいろなサイコロを買い揃えたことがあります。アキバの“混沌”ぶりを象徴しているビルだと思います。


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