画像をクリックして拡大してください。ビルの 谷間にある老舗のシャッターが痛々しいです。 |
この店も老舗といって良いでしょう。創業、大正2年で、構雄造氏とは創業者のお名前です。二代目が構常雄氏、現在の三代目が構壽雄氏です。中央通りで画像のようにビルの谷間にあるお店ですが、実績もなかなかのモノです。手造り「おでん種」「半ぺん」専門で、この「半ぺん」は、2001年11月に全国蒲鉾品評会農林水産大臣賞を受賞しています。小生が推奨するのは、たしか1050円だったと記憶しているのですが、「つみ入」「こんぶ」「中型半ぺん」「玉子巻」「ちくわぶ」などが袋に入ったミックスです。料理屋が買いにくるだけあって素材の味、歯ごたえが、そこらコンビニおでんと違います。職人が作ったおでん種を一度味わってください。
ちなみに三代目・構壽雄氏は神田松富町生れの慶應・経済学部出身です。以前、「日経ベストPC」という雑誌で取材したことがあるのですが、最初、広告代理店でサラリーマンをして、その後に三代目を継いだそうです。審判免許三級を取得しているサッカー大好きオジさんでもあります。現在もオーバー40のチームではFWを続けているのでしょうか。画像は開店前を写していますが、狙いはビルの谷間に存在する、シャッターに落書きされた老舗を強調したかったからです。ダレがやったか知らないけれど、シャッターとはいえ、店の顔だぞ! 消しにいけよ、やった奴。この店はなぁ、関東大震災で焼かれ、空襲で焼かれても立ち上がってきたんだぞ!
【島川言成のメッケたぞ!】もご利用くださいませ。
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