2007年8月10日金曜日

みなあたりたい新大久保

新大久保駅の大久保通り沿い、明治通りに向かえば、小生が講義を持つ専門学校があります。在日の方が多いこのエリアはヒトという動物は雑然のなかに活路を見出すものという空気が流れています。韓流グッズ販売店にセレブと思しき淑女を見出すときがあります。路地裏の韓国料理店のなかには24時間営業のお店もあります。

新宿から新大久保が近づくに連れて、やたらと目立つのがその手のホテルです。韓国料理店とその手のホテルが目立つ立地にある専門学校はいかがなものかと問うてはなりません。透明な清流を泳ぐ魚はクリエイターとして生きてはいけません。清濁を受容できる精神から美醜を比較し、自分にとっての「美」を表現するのです。

新大久保駅の池袋方面の階段を降り、改札口を出たところが大久保通りです。明治通りに向かうならココを右折しますが、今度は左折してみましょう。交番の隣りが皆中稲荷神社です。天文2年創建の同神社は鉄砲組の信仰を集めました。何せ「皆中」は「みなあたる」と読めます。現在は宝くじを持参して祈るヒトを見かけます。

専門学校で教鞭をとりはじめて5年が過ぎました。時が過ぎれば街も変わります。ミーハー韓流ブームは下火ですが、この街の食の韓流は続いています。また、最近はインドの攻勢が目立ちます。タイ、中華料理なども見られます。新大久保で食事をするなら、ランチを推奨します。千円以下の多国籍ランチがあちこちにあります。

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