2010年3月14日日曜日

男女がいる限り

 ヒトはソレゾレ、近寄りたい対象があるものです。「萌え」は、アニメ・漫画・ゲームなどのキャラクターなどに、好意・執着・興奮、的な感情を示した状態を意味します。子供の頃、自分にとってのヒーロー・ヒロインがいたはずです。小生の場合は手塚治が生み出したキャラクターでした。ウラン萌え世代です(笑)。


 そうした感情は正常な感性のハズです。ただし、「好き」と「萌え」の定義は重なっている部分とそうでない部分があると考えるべきでしょう。萌え側に立った場合、単なる「好き」程度を許容しません。萌える自身は恋愛の渦中にある当人なのです。「萌え」と言うからには、それなりのコダワリを示して欲しいと考えます。


 そう、「萌え」は「燃え」なんです。ちなみに「萌え」という言葉は、1980年代後半から1990年代初頭頃に成立したと指摘するヒトがいますが、はっきり言ってアホです。小生は「思い込み」から転じたと考えています。「思い込み」では言いにくいんですね。omoikomi→moeでは無理があると指摘するヒトもいるでしょう。


 2005年に、ユーキャン流行語大賞として「萌え」が選出されました。この手の言葉は永遠に転生します。「萌え」る対象は、世代・時代で変遷していきます。同様な言葉に「フェチ」があります。アキバは同時代に敏感な反応を示す街ですから、その手のヒトの支持を獲られるショップが現れます。この写真のお店は、男女がいる限り、継続することでしょう。

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