2010年6月28日月曜日

文化財銭湯「燕湯」

 JR「御徒町」駅から路地裏道を通り、アキバ方向に向かいます。線路沿いの道から3本ほど中央通りに向かった路地です。アキバ方向に向かえば、銀色の煙突が近づいてくることでしょう。ソコが、いまどき珍しい、なんと朝6時から入浴できる名物銭湯の「燕湯」です。
 
 入り口は歴史を感じさせますよね。千鳥破風の入り口から入場して脱衣場を見上げれば、立派な格天井。湯船には銭湯のお決まりの富士山の絵。月曜日はお休みですが、きょうみたいな蒸し蒸しする日の朝風呂は気持ち良いですよ。汗をたらりと流してからの出勤組も見かけます。
 
 浴場の両サイドと中央に島カランを備えたココは、両サイドカラン14箇所にシャワー備え付け。銭湯ならばケロリン洗面器ですよね。はい、お約束通りで、黄色い無地タイプのケロリン文字が色あせて消えたと思えるものがあります。浴槽は、浅めの浴槽と深めの気泡浴槽の2つ。
 
 浴槽背後のカベは岩組みの滝になっていまして、ペンキ絵の富士山を”借景”に。富士山の風景と浴槽の一体感はなかなかのものです。湯温は熱めです(うめてはなりません)。大体、45℃程度。ソコをグーっと我慢して、身体を沈めたときに出てくる「ふぅ~」。コレですよ。熱いのは深めの気泡浴槽の方です。

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