Webライター島川言成のブログです。2012年8月に両眼白内障の手術を受け、手負いながらもあちこちに出かけています。多くは地球の中心・アキバですが、東京のココ・ソコ・アソコに出没して、日本の将来を見透かす魂胆があります。アキバ路上に、突如、現れる怪しいお店から、豪華客船のようなヨドバシアキバまで、転生都市との交際は続行します。怠惰な営業を殲滅する市場原理の体感者は、たまに乱暴な言葉を使うこともあります。まっ、ご容赦をお願いします。ご感想は読む機会の多いFacebookにお書きください。この名前で検索できます。
2010年2月21日日曜日
アキバパッシング
アキバの路地裏店の店頭・店内に、中古のノートPCやパーツを並べているお店があります。いわゆるジャンク品で、購入するしないは自己責任です。自宅で通電してみたら不具合品だったという場合でも、返品にも交換にも応じないが原則。どこから仕入れているのでしょうか?
まず、ノートPCのモデルを確認します。大半が3年ほど以前のA4ノートか、店頭から消えたパーツ品です。お店が動作保証してあるものは値段が高く、ジャンク扱いのものは異様な安さ。知人は「ジャンク買いはスリルを味わえる」と話します。正常動作するものが多いんですが。
ジャンク品は、これまで大手メーカーなどが卸していました。ところが、このところ入荷数がめっきり減っています。理由はアジア系の業者の進出です。アキバのショップに卸さずに、海外の業者に大量に売り渡すのです。一括で引き受けてくれるので、合理性が高い次第です。
アキバでジャンク品を大量売買していた外国人たちに知恵がついたのです。メーカーとコネクションを保てれば、中国あたりに個人輸出する必要がありません。最近では最新パーツの流通も見られます。結果、ジャンク品価格が急落して商売になりません。店舗数も減少中です。
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