2010年12月12日日曜日

アキバの”危険”を予感する

AKB48公演中の事故も要注意!
 アキバでは壁面も地面も、容認される場所を売場にします。「あきばお~」の壁面には、ダンボールを積み重ねて商品を陳列しています。「ドン・キホーテ」の前身は「泥棒市場」でした。20坪の狭い店舗に倉庫を借りる余裕もありません。そこで、納品された商品を、狭い店内に無理に詰め込め、天井までダンボールが積み上る圧縮陳列。小生は葛西や新宿などのドンキを視察したとき、防火扉の開閉を心配するほど、商品とダンボールが積み上がっていました。自然と口から出たのが、「コレは消防法に違反しているナ」。アキバにドンキができたとき、やはり店内を見回りましたが、「神田消防署」は容認したのか?」と感じたものです。
 
 ドンキ放火事件が2004年12月に埼玉で起きました。あのとき、圧縮陳列が燃焼範囲を広げたと指摘するヒトの多かったこと。その後、消防署の強い指導があり、アキバのドンキも防火扉開閉にカイゼンされました。ただし、店内の圧縮陳列は、ドンキの顔のようなものです。修正する意志は見られません。ドンキアキバに関していえば、パチンコ店、ファストフード、ドンキ、コスプレ館、ゲーセン、@home cafeドンキ店、AKBグッズ売場、AKB劇場などが入っている混沌ビルです。ドンキ店内だけでも、圧縮陳列の目的であるワクワクドキドキ効果を発揮する売場になっていますが、コレは逆に見れば、事故などが発生すればパニックになりやすいことを意味します。AKB48公演中だとしたら。
 
壁面も立派な売場です
 おそらく現在でもドンキは、各店舗のある所轄消防署から、いろいろな指導を受けていることでしょう。アキバの場合、実質的に深夜営業しているようなもので、ゲーセン内でトレカの交換をしたり、ネットカフェ内でモンハンで騒ぐ若者たち。そのなかには、明らかにフツーのヒトと異なるオーラを発しているヒトもいます。アキバには24時間営業のお店が増えていますが、コレは危険の兆候を意味します。世間の仕組みをフツーのヒトよりも長く見てきたので、電気街口にオープンしたセガ秋葉原の壁面色のような事件が、アキバのドンキ周辺で発生しそうな“予感”が、小生のアンテナに響くのです。

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