死に在庫は小売業の悩みのタネ |
があります。全国店舗展開していますので、きっと皆さんのご自宅近くにもあることでしょう。取扱い品目は日用雑貨を中心に、加工食品にまで及びます。単価は100円でも、その市場規模は5000億円超です。ゲームソフト市場も同人誌市場も、規模ではかないません。業界最大手は「ダイソー」ですが、コチラは社長の方針で、未上場のままです。家電業界におけるヨドバシカメラと似ています。キャンドゥはビッグカメラの位置づけだと考えることができます。
100円ショップが隆盛した背景には、日本がデフレ経済から脱却できないことがあります。財務省と日銀の金融無策の鬼っ子だと言い換えられそうです。消費者にしてみれば、「えっ、こんなモノまで100円なの?」と声をあげたくなる商品の連続です。ところで、現在は「アトレ秋葉原1」になってしまう以前、アキハバラデパートがあったことを記憶されているヒトは数多いと思います。日本最初のステーションビルに併設されたココは、ユニークなフードコートがあった1階の記憶が強すぎましたから、ソレを記憶しているヒトが多いのです。
レアモノはブームが去ればゴミの山 |
ビジネスの世界では、成功事例は模倣されることになっています。大半の経営者はレッドオーシャンだと理解しながら、市場が成立していないと参入しないものです。ダイソーやキャンドゥを見て、「100円ローソン」「ワッツ」「百円イチバ」などが生まれるのです。小生はアキバで電気製品に特化した100円ショップをやれば、相当の支持を受けるだろうナと考えています。USB関連グッズ、電池、イアホン、関連雑貨、飲食物などを取り扱う“メイド100円ショップ”(「メイド100キン」というブランドは語呂がいいですね)に資金を提供してくれる資産家を募集します。
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