Webライター島川言成のブログです。2012年8月に両眼白内障の手術を受け、手負いながらもあちこちに出かけています。多くは地球の中心・アキバですが、東京のココ・ソコ・アソコに出没して、日本の将来を見透かす魂胆があります。アキバ路上に、突如、現れる怪しいお店から、豪華客船のようなヨドバシアキバまで、転生都市との交際は続行します。怠惰な営業を殲滅する市場原理の体感者は、たまに乱暴な言葉を使うこともあります。まっ、ご容赦をお願いします。ご感想は読む機会の多いFacebookにお書きください。この名前で検索できます。
2010年8月23日月曜日
アトレワンまでもう少し
アキバ再開発の事実上の掉尾となるJR東日本グループの駅ビル「アトレ」は、2010年11月中旬に営業開始を予定しています。正式名称は「アトレ秋葉原1(ワン)」。たぶん、アキバ連中はアトレワンと省略するでしょう。アキバには昭和通改札口左に「アトレヴィ秋葉原」がありますが、電気街口の「アトレ秋葉原1」の開業で、コレを「アトレ秋葉原2(ツー)」に改称します。「アトレ」ブランドの11店目の駅ビルです。
アトレワンのコンセプトは 「寄り道 “CROSS TERMINAL”~新・秋葉原エリアのクッションゲート~」。アトレの発表によれば、「上質な日常生活を支援する全46ショップ(予定)の駅ビルとして、秋葉原エリアの新しいランドマークを目指します。」とのことです。寄り道と上質な日常生活を結びつける発想は分かりませんが、「友人への手土産を探したり、待ち合わせを楽しんだり、これまで通過してきた私たちがクロスし、集う場所。」「ひととき、身を委ねて元気を取り戻す、私にとってクッションのような場所。」になるようです。
まっ、コンセプトはともかく、アトレワンの一階はアキハバラデパート時代がそうだったように、飲食店フロアになるとか。以前のようにリーズナブルな価格の飲食店なら歓迎しますが、他のアトレに見られるような上質価格の飲食店だとしたら…。多分、アキバ店員たちがそっぽを向きますね。ある意味でアキバ店員はアキバの案内係でもあります。そんな彼らからも支持されるショップだらけになってもらいたいですね。
アトレワンは北棟が地上4階、高架下が地上3階、南棟が地上7階という変則的な構成になっています。延床面積は約8,400㎡、店舗面積 約3,500㎡で、店舗の売上高は年間約50億円を目指しています。秋葉原駅は一日平均乗降人員が、JR秋葉原駅だけで、約44万9千人(2009年度実績)もあります。コレに地下鉄日比谷線、つくばエクスプレスの乗降客が加わるのですから、平日から休日まで相当数の消費者が訪れるでしょう。画像はコミケ2日目に駅側から群集が近づいてきたときのモノですが、多分、コミケ開催日は100万人都市に変貌していると思います。
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