2011年4月5日火曜日

目と舌でアキバを味わおうぜ

 おみやげを漢字で書けますか? 多分、日本語を勉強する外国人にとって難敵のひとつではないでしょうか。おみやげの語源を辿ると、「宮笥」に行き着きます。コレは神社などの配り物だといわれています。本当かどうかは知りません。一般的には、親類・友人などに配る目的で、旅行先などで買い求める、その土地の名物を意味するはずで、訪問先に対する感謝を込めて持参する進物だと思います。はい、おみやげの漢字は「御土産」が正解です。最近は「お土産」と書くほうが増えています。「手土産」という美しい日本語があるのですが、もう、てみやげと読めますね。
 
アキバ土産(クリックで2段階拡大)
 観光地に出かけると、多種多様なお土産を販売しています。アキバは国際的な観光地ですから、画像にあるように、自然発生的にお土産の種類が増えています。もともと、コミック、アニメ、ロゴ、アスキーアートなどは、デザインの認知度が強いですから、お土産化しやすいものです。中身は何でも良いのです。飴、煎餅、饅頭の類いならば、日持ちしますし、味も自在です。農水省は賞味期限(Best-before)を、「おいしく食べることができる期限」としています。小生に言わせれば省味期限です。美味しさはヒトそれぞれだぞ!
 
 農水省が説明する賞味期限(Best-before)と消費期限(Use-by date)を再認識しましょう。賞味期限は、「おいしく食べることができる期限」だと書きましたが、農水省によれば、「この期限を過ぎても、すぐ食べられないということではありません」です。定義として、「定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日をいう。ただし、当該期限を超えた場合であっても、これらの品質が保持されていることがあるものとする。」と決めています。小生は、何度読んでも意味不明な文の典型事例と考えています。


アキバで物産展とは(クリックで2段階拡大)
 それでは消費期限(Use-by date)はどうでしょう? 農水省の定義では、「定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を示す年月日をいう。」です。役所が書く文章は、常に付帯事項がついています。「定められた方法」とあっても、相手は多種多様な食べ物ではないですか。生菓子から飴まで、小生は、目で見て、舌にのせて、「食えそうなら食べる」を実践しています。たとえ消費期限が過ぎても同様です。省費期限を信じません。農水省ができる前に醸造された古酒の美味を忘れないぞ!

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