2011年10月24日月曜日

パンチョは進化できるか?


以前は銀座一鳳
 以前、Twitterに「麺処四川坦々 銀座一鳳」に酸辛湯麺を食べに行く書いたら、「すでに閉店です」と複数の方々から指摘を受けました。アキバに出かけている回数は、フツーのヒトより多い程度の認識がありますが、やはり、「アキバ総研」さんや「アキバBlog」さんたちより機会が少ないのだナと自覚したものです。それにしても、初めてのアキバ来訪者を赤面させるに最適(正しい使い方ではありませんね)「たちばな書店」さんの地下は、どうも長続きしない場所のようです。どの街にも、こうした空白地域が存在します。コレの検索サイトをダレか起こしてください。
 
 で、長続きしそうにない空白地域にチャレンジした勇気ある飲食店が「スパゲティーのパンチョ 秋葉原店」です。コチラも「モーゼスさんのドネルケバブ」同様、アメ横パワーを信じての出店行為なのでしょう。アメ横パワー進出組の「若狭家」には、異常な満腹中枢の持ち主でなければ制覇できないチャレンジメニューがありますが、パンチョのソレは、画像にあるように“その気”になれば何とかなる!と煽る工夫が見られます。ただし、スパゲティーは食べてるうちに、同じ味に飽きてきます。つけ麺のような、麺と具材と調味料とで味を変える進化を研究してみてください。
 
突っ走りながら考えよ!
 ナポリタンもミートソースも、粉チーズとタバスコ程度の調味料では、食べ手の欲求を満足させてくれません。だからでしょうか、パンチョでは目玉焼きを乗せるメニューがありますが、義務教育課程の給食献立を小生は連想するばかりでした。街中喫茶店の昼食にアリガチなチープな工夫です。アメ横パワーを誇示するなら、そうは簡単に閉店とはならないと思いますが、目玉焼きの次は温泉卵ではないかと食べ手に想像される程度ではいけません。「おっ、こんなスパゲティー喰ったことがねぇ!」ってな驚きを与えられれば、長続きできると指摘しておきましょう。
 
チャレンジメニューもフツーに見えます
 ヨドバシアキバレストラン街やアキバイチ内のスパゲティー専門店よりも、実売価格は安く設定されていますが、コレとて、アキバを代表するファストフードの「小諸そば」「富士そば」などに勝てるのかなぁ。パンチョの階上は、疑似ステーキ店、ケバブ屋、中華料理店、老舗カレー店などの集中エリアです。既存のアキバにないスパゲティー店を狙うか、アメ横パワーを信じるか、経営者は悩んでいる時間はありません。アキバで成功するには、突っ走りながら考える行為が大切なんです。和風スパゲティーの有名店などのような具の模倣もやめましょう。来年の今日までパンチョが存続している、行列覚悟の店になっていることを祈っています。


デフレ不況に喘ぐ小生を救う【島川言成のメッケたぞ!】でお買い物してね!

0 件のコメント: