反対側の御徒町側のほうは飲食店などがありますが、それも100メートルも進めば途切れ途切れになっています。秋葉原再開発がはじまる前に、ある建設設計事務所のヒトの取材を受けたことがあります。アキバの高架下を開発してガードで途切れている現状から、東西を接続できる場所に変える必要があると主張しました。今回のJR東日本都市開発の「2k540 AKI-OKA ARTISAN」(日経は「アルチザンの街」と報道)事業がそうなってくれることを祈るばかりです。
JR東日本都市開発は、「線路によって分断されていた流れが、高架化されることで解消され、新しい流れが生まれます。「ヒトを結ぶ」「モノを結ぶ」「コトを結ぶ」など様々な「結ぶ=LINK」により、高架下空間を有効利用。」と発表しています。詳細なコンセプトは同社の発表のほうをご覧ください。事業ですから収益を上げることが目的でしょうが、危惧するとしたら、観光地にあるような「オルゴールの館」「ガラス工房」「陶芸工房」「指輪作りコーナー」みたいな軽薄を絵に描いたような街では困るということですね(近そうな予感がします)。
アキバと御徒町の間なら、知人が店長をしている「テクノロジア」のノウハウで「ロボット製作工房」や、やはり知人が店長をしている「アキモバ」のノウハウで「モバイル応用ワークショップ」など、地域に根ざして欲しいものです。PC自作ワークショップあたりも欲しいところです。御徒町や浅草橋のアクセサリー部材ショップと提携して、ファッションリングやネックレス作成ワークショップをするなと言っているのではありません。誤解のないように。言いたいことは、観光地にありがちの安易な「ものづくり」と距離を隔てて欲しいんですね。
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