Webライター島川言成のブログです。2012年8月に両眼白内障の手術を受け、手負いながらもあちこちに出かけています。多くは地球の中心・アキバですが、東京のココ・ソコ・アソコに出没して、日本の将来を見透かす魂胆があります。アキバ路上に、突如、現れる怪しいお店から、豪華客船のようなヨドバシアキバまで、転生都市との交際は続行します。怠惰な営業を殲滅する市場原理の体感者は、たまに乱暴な言葉を使うこともあります。まっ、ご容赦をお願いします。ご感想は読む機会の多いFacebookにお書きください。この名前で検索できます。
2010年7月24日土曜日
再開発はいつなのか?
この場所をご存知でしょうか? アキバ通の方々なら、すぐに分かりますよね。現在はコイン・パーキングになっていますが、以前はアキバではマシな味を出していた日本蕎麦屋さんの「志な乃」やラオックスのモバイル専門店などがありました。手前にはザ・コン本館が、フェンスに包囲された状態で、現在でも建っています。再開発にいつ着手するか、まだ、不明です。
「志な乃」は九段下の「斑鳩」という有名ラーメン店の近くに移転して、現在も営業しています。アキバのときと同様、民芸調の風情を残し、お品書きも以前のままですね。値段の高さも同じくで、いちばん安いざるそば・ざるうどんが850円。小生は現役店員時代に900円の合せ盛りを食べるときがありました。イチゲンさんが、その価格に驚いている顔を記憶しています。
ヤマギワリビナが映っています。このお店は輸入家電を先取りしたお店で、店内ではインテリアにこだわるヒトを見かけることができます。ベンチャー企業の経営者のなかに、「アキバはリビナでしか買わないなぁ」と話されたヒトがいました。一脚20万円程度の椅子に腰掛け、50万円はしそうなデスクを使っていました。さりげなく置かれたライトはバイオライト、オーディオはBOSEの高級品でした。小生には無縁です。
リビナの裏側の角に「伊勢丹発祥の地」の碑があります。はい、あのデパートの伊勢丹です。伊勢丹は旧町名・神田旅籠町の「伊勢屋丹治呉服店」にはじまり、1933年に新宿本店が開店するまで、秋葉原に本店がありました。伊勢丹のHPに当時の写真が掲載されています。アキバは馬蹄屋、骨董品屋、麻布屋などが数多くあった場所なのです。新宿の老舗百貨店も、インターネット時代にビジネスモデルの転換を求められていますけど。
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