 |
| 外国人観光客も増え始めています |
たまにアキバの歩き方をレクチャーするコラムの執筆依頼が来ます。アキバビギナーを前提に、どういうルートで散策すべきかを書いて欲しいとか。観光案内ならば宝田無線の宝田篤社長が理事長を務める「NPO法人秋葉原観光推進協会」が、2007年9月14日に設立されていますよと教えます。同協会はアキバの「地域活力及びブランド力向上のために、街の最新の魅力を恒常的に発信し、国内外からの訪問客に対して最高の「おもてなし」を実践」する目的をお持ちです。アキバの「持続的発展に貢献するために地域全体の情報拠点としての機能を持ち、新旧様々な産業団体間の横断型連携とまちづくりの推進に努めます」という大義もお持ちです。
法人会員を見ますと、秋葉原駅前商店街振興組合、秋葉原電気街振興会、アキバジャーナル、ヴィアイン秋葉原、永山、Xarts、買う市、クロスブリッジ、KOUKOKUエージェンシー、コスパ、壽屋、ショップロー、新産業文化創出研究所、新東海旅行、ソフマップ、宝田無線電機、手塚プロダクション、東京アニメセンター、トゥモローナレッジ、虎の穴、日本観光振興協会、ネオディライトインターナショナル、ヒューマンメディア、Find Japan、ファンタジオ、ブロッコリー、マグエックス、漫画家学会、モエ・ジャパン、ゆうプロジェクト、ライトクリエート、LiNK-UPと多彩な顔ぶれが揃っています。皆様、頑張ってください。
 |
| 自分の感性に合ったお店探しも楽しい |
一部のヒトならご存知の「秋葉原おもてなしプロジェクト」も、同協会の事業に含まれます。同プロジェクトでは、オフィシャルロゴを制定して参加店舗に使用許諾したり、「あきばスクランブル」なる小説を出したり、アニソンライクなテーマソングを決めたりと、ソレなりな活動をしています。サイトの重さが気になりますが。ただ、“一部のヒト”と書いたように、小生が調査してみたら、知っていると答えたヒトが少ないんですね。前出のNPO法人についても、「えっ、そんなのがあるんですか?」と驚かれるヒトが多いのが現状です。「メイドガイドツアーなら知っていましたが」と話すヒトは結構いるんですが。
過去、小生はテレビ番組でアキバ案内人を演じたことがあります。最近はご依頼を引き受けていません。どうして? はい、在京キー局のおメガネに叶った企画は、大半が制作プロが下請けして、出演者は長時間の拘束を受けます。午前8時過ぎからVTRを回し始めて、終了したのが午後5時過ぎで、担当ディレクターは、「島川さん、テレビはいいよお、可愛い女の子と仕事できるし」と軽口を叩いていましたが、放送された番組を見たら、小生の出演時間は約1分間! しかも、「この発言は使わないでね」という約束も反故。皆さん、自分の感性を信じて、アキバ観光してみるべきですよ、と小さな声で伝えておきます。
★ブログ長続きのモトになる小生デパート【島川言成のメッケたぞ!】でお買い物してください★
 |
| 混沌が同居する小暮ビル(左) |
一日はどなたにも24時間と決まっていても、睡眠時間、生理的時間、労働時間はそれぞれ違います。アキバの店員も、各人が勤務する会社の規則が時間を拘束します。サービス残業という言葉がありますが、アレはサービス就業と言い改めるべきではないでしょうか? 小生が勤務していた職場では、昼食時に多忙であれば、15分で戻ってこいなんて平気で命令していましたし、昼食時間さえない信用金庫勤めのヒトも知っています。就業規則通りに働きたければ、公務員の事務職になれ、と話すヒトまでいました。労働が平等に配分されることは、今後もあり得ないと考えます。
以前は「漫画喫茶」と記載するお店が多かったと思うのですが、日本人の知的能力に合致させた結果でしょうか、最近は、「マンガ喫茶」とか「まんが喫茶」という表記を目にします。小生が生まれて初めて入店したのは、神保町の三省堂書店近くのビルの2階でした。ずっと以前のことなので、店名を失念しています。店員に利用方法を質したことを覚えています。決められた席があり、フリードリンク制で、書架から取り出したマンガは、読み終えたら元に戻すルールになっていました。料金は30分200円くらいだったと思います。マンガは、出版社ごとに分けられていました。
 |
| パチンコ店での時間つぶしよりも |
アキバでは、以前は「アイ・カフェAKIBAPLACE店」を利用していました。座るのはオープン席で、ノートPCを持ち込んで原稿を書いていました。接客態度やアメニティ面で合格点の場所でしたが、オープン席で携帯ゲームができるようになり、立ち寄る回数が激減しました。液晶ディスプレイを睨んで、原稿を推敲中なのに、「そのアイテム、ゲット!」なんて言葉が飛び交いはじめたのです。まっ、サービス業は時代の要望に合わせて生き抜くわけで、小生の要望と距離ができてしまっても仕方がありません。忘れていました。「まんが喫茶」よりも「ネットカフェ」が一般的呼称になりましたね。
 |
| 不可思議な構成です |
画像の「まんが喫茶 げらげら」秋葉原店は、そう、混沌とした小暮ビルの3Fにあります。地域最安値が売りですが、本当にそうなのかどうかは知りません。マンガの蔵書数も1万8000冊、雑誌は80誌あると公表していますが、コレについても確認していません。以前、時間つぶしがてら御徒町店を利用したことがあります。アメニティ面ではアイ・カフェのほうが優位だナという感想を持ちました。小暮ビルについてはボードゲームを作るときにイエローサブマリンで、いろいろなサイコロを買い揃えたことがあります。アキバの“混沌”ぶりを象徴しているビルだと思います。
★ブログ長続きのモトになる小生デパート【島川言成のメッケたぞ!】でお買い物してください★
 |
| 店舗数増加中のムーラン |
エディオンイースト傘下に入る以前の「石丸電気 本店」の向かい側の高架下は、「石丸電気 ゲーム・ホビー館・ケータイ館」でした。当時の歴代本店店長とは、アキバの内情らしきものを共有する仲間として、お付き合いをしていました。金融無策から日本経済は、縮み始めて20年間が過ぎ、かつてはアキバに石丸ありと認知されていた家電量販店が、エイデン傘下に入ったのが2009年2月1日です。エイデンは、同年10月1日に商号をエディオンEASTに変更し、アキバでのれん的価値の高い石丸の店名は、そのまま継続して使っています。
 |
| 呼び込み高性能専用スピーカー? |
一方、高架下の「石丸電気 ゲーム・ホビー館・ケータイ館」なども含めた数店舗はリストラの対象になりました。リストラにより生まれた空白地域を、ささと転生させるのはアキバの真骨頂です。たとえば、ダイドーリミテッドビルにあったDVD/CD店の「石丸 SOFT1」は、 2009年10月17日、「パソコン工房 秋葉原本店」と「フェイス 秋葉原本店」に転じましたし、本店前の高架下は、2010年9月17日、ラムタラ系の中古買取店「Mulan AKIBA(ムーランアキバ)」に変わりました。小生が興味深く観察しているのは、本店とムーランの呼び込み合戦です。なかなか見応えがあります。
 |
| 高額買取いたしまーす! |
ヨドバシアキバができて以来、アキバを訪れるヒトの動線が変化しました。集客パワーからして段違いの巨艦店に、唯一、挑んでいるのが、家電量販店業界のリーディングカンパニー、ヤマダ電機です。当ブログでも、上品とはいえないヤマダとツクモのスタッフによるJR「秋葉原」駅中央改札口付近でのチラシ配りを指摘していても、当事者側から見てみれば、熱意ある行為に他なりません。店舗の売上は集客数に比例することは自明の理で、放置すればヨドバシで完結してしまうかも知れないヒトを、電気街側に呼び込もうとしているのです。この点は賞賛するばかりです。
本店とムーランの立地は、そんな戦いが見えるなか、アキバの一等地との乖離が始っています。ヒトにもよりますが、中央通り総武線ガード下の横断歩道をマツキヨまで渡ったら、東京ラジオデパート前を過ぎ、浜田無線の角で右折するヒトは多いと思います。ソレを何とかしたいとなれば、本店とムーランは、集客(呼び込み)に工夫を加えます。石丸側がタイムセールが始まるとスピーカーのボリュームをあげれば、ムーランも負けじとばかりに高値買取を連呼します。こうした賑わいを見て、リビナのビルをアキバ的な商材を扱う店舗に転じて欲しいと祈り続けています。
★ブログ長続きのモトになる小生デパート【島川言成のメッケたぞ!】でお買い物してください★